小学生の縄跳び練習はメンタル管理が9割

できない時間を減らすと、子どもは自然に上達する
縄跳びが苦手な子には、ある共通点があります。
それは——
できない時間が長すぎること。
縄跳びは、最初の一回目から引っかかってしまうことが多い運動です。
連続で跳ぶどころか、「一回も成功しない」時間が続く。
するとどうなるか。
やる気は、確実に落ちていきます。
■ 縄跳びがうまくならない本当の理由
多くのご家庭で起きていることがあります。
子どもが引っかかる
↓
親がアドバイスをする
「手の回し方が違う」
「ジャンプが高すぎる」
「姿勢が悪い」
親としては、良かれと思って伝えている。
でも子どもからすると——
頑張っているのに、できないことを指摘され続ける時間
になってしまう。
すると、
- やる気が下がる
- 練習したくなくなる
- 縄跳びが嫌いになる
という流れに入ります。
縄跳びは技術以前に、
メンタル管理が9割なのです。
■ では、どうすればいいのか?
答えはシンプルです。
「失敗する時間」を減らすこと。
そのために、まずやってほしい練習があります。
■ 片手で縄を持ち、ジャンプなしで回す
いきなり両手で跳ばない。
まずは、
- 片手で縄を持つ
- 前回しを手だけでやる
- 後ろ回しもやる
- 綾跳びの手の動きもやる
ジャンプはしません。
手だけ。
これなら失敗がほとんどありません。
「できない時間」が激減します。
■ できた瞬間に、すぐ褒める
ここが重要です。
片手でうまく回せたら、
すかさず——
「今のいいね」
「上手にできてるね」
と伝える。
すると子どもの表情が変わります。
「もう一回やる」
と言い始めます。
これが、縄跳び上達の分岐点です。
■ 次の段階:片手+ジャンプ
手だけが安定したら、
片手でジャンプを入れる。
実はこの動き、
両手で連続跳びをしている動きと直結しています。
片手だからこそ、
体が動きを覚えやすい。
もちろん、
片手で跳べたから
すぐ両手で跳べるわけではありません。
でも体は確実に覚えていきます。
慣れてきたら、柄を持っていない手も同じように回して、実際の動きに近づけます。
数日から一週間。
コツコツ続けると、
ある日ふと、
両手で回したときに
片手と同じ動きが出る瞬間が来ます。
■ 縄跳びは「成功体験の設計」がすべて
両手でいきなり挑戦する
↓
失敗する
↓
指摘される
↓
気持ちが落ちる
この流れを断ち切ること。
失敗を減らす
↓
成功を増やす
↓
褒める時間が増える
↓
やる気が上がる
↓
自然に上達する
この流れを作ること。
縄跳びは体力よりも、
心の管理が9割です。
■ 親の役割は子どもの応援者になること
子どもができないとき、
親は「どう直すか」を考えがちです。
でも本当に必要なのは、
「どう成功させるか」という設計図を親が描きながら、
『大丈夫だよ!』『頑張っているね!』
そんな声掛けをする応援者になることだと思います。



