スタートダッシュが速くなる!野球・サッカーキッズにおすすめ「壁押し&人押し」トレーニング!

こんにちは!
体育の家庭教師として、愛知県や名古屋市を中心に走り方を教えているピーター先生です。

今日は、野球やサッカーを頑張っている小学生の子に向けて、走りがグンと変わるトレーニングをご紹介します。

テーマは——
「スタートダッシュ〜10mの加速を速くする方法」です。


目次

スタートで差がつく!最初の3歩が勝負の分かれ目

野球なら、1塁に走り出す。ゴロを追いかけるとき。
サッカーなら、相手の裏に抜け出す。相手より一歩早くボールに触るとき。

この一瞬で、結果が大きく変わることってよくありますよね。

実はこの「スタートからの加速」、ちょっとした体の使い方で誰でも伸ばすことができるんです。

そのカギになるのが——
地面を強く後ろに押す力です。

意外と押せていない小学生がとても多いです。


「走る」前に「押す」を身につける!

子どもたちの走りを見ていると、足を速く動かそうとするあまり、体幹が安定せず、上体が起きてしまって前に進む力が逃げてしまっていることがよくあります。

そこでおすすめしたいのが
『壁押し』と『人押し』のトレーニング。

これは「前に進む力を生み出すフォーム」と「地面を押す感覚」を育ててくれる、すごく効果的な練習です。


【壁押し】でフォームをつくる

やり方:

  • 壁に肩の高さで両手をつき、体を斜めに倒す(前傾45度くらい)
  • 片足を引いて、もも上げを挙げて、スタートの構えにする
  • 片足のつま先で地面をグッと押し込むように壁を5秒間全力で押す
  • 左右の足を入れ替えて、3セットずつ

ここでのポイントは、
「つま先でしっかり地面を押すこと」
「背中が反ってりおしりがでないように、体が一直線になること」

このトレーニングで、「押す」感覚と「正しい姿勢」が身につきます。


【人押し】で実戦感覚を身につける

次は、友だちや家族と一緒にできる「人押し」トレーニング
より動きを意識して

やり方:

  • 相手に正面を向いて立ってもらう(動かないように構えて)
  • 自分は壁押しと同じ姿勢で、自分の肩の高さに合わせて両手で相手のお腹(胸あたり)を押す準備をする
  • 足と体幹で全体をグッと押す(5m~10m or 数歩動かす)

ポイントは、「手で押す」のではなく「体全体で押す」こと。
走るときと同じく、足から力を伝えていく感覚が身につきます。


実際に、子どもたちはどう変わった?

以前このトレーニングを取り入れた野球キッズは、打ったあとに走り出しや走塁が明らかに速くなり、
サッカーキッズはボールへの反応が鋭くなりました。

親御さんからは、
「走り出しのスピードが全然違う!」
「最初の1歩で相手より先に動けるようになった」
という声もいただいています。


おわりに:走りのスタートは“センス”ではなく“技術”

「うちの子、足はそんなに速くないから…」とあきらめるのは、まだ早いです。

スタートダッシュは、正しいフォームと体の使い方で誰でも伸ばせます
まずは、家の壁で5秒「グッ」と押すところから始めてみてください。

野球でもサッカーでも、「一歩目の速さ」が変わると、
プレーの世界が変わりますよ!


📩 もっと詳しく知りたい方へ
体育の家庭教師みらいずでは、お子さまの体の使い方を見て、その子に合った走り方をアドバイスしています。

実際に受けた方のレビューもぜひ御覧ください!

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