子どもの運動の苦手をなくすためにもっとも必要なことってなに?

【走るのが苦手な子どもを見ていると、親はドキドキしますよね】
「うちの子、運動会でビリだったらかわいそうで…」
「走るのが遅いから体育が嫌いになってしまって…」
そんなお悩みを、これまで3000名以上の子どもたちと向き合ってきた私のもとにも、たくさんいただいてきました。
先日、東京メトロ女子駅伝部の選手たちが釧路市の子どもたちに走り方のこつを教える教室を開催したというニュースが目に飛び込んできました。トップアスリートから直接学ぶ機会って、本当にすてきですよね。
でも、私がこのニュースを読んで一番大切だと感じたのは、技術よりもっと前にある『ある大切なこと』なんです。今日はそこをお話しさせてください。
【走りが変わる前に「心」が変わる:児童心理学の視点から】
児童心理学では、子どもが新しいことに挑戦するとき、まず必要なのは『心理的安心感』だと言われています。
「失敗してもいいんだ」「ここでは笑われない」という感覚が土台にあってはじめて、子どもは体を思いきり動かすことができます。
走り方には確かにこつがあります。
腕の振り方、足の着き方、目線の向け方。
でも、それを教える前に子どもの心が「やってみたい!」と前を向いていなければ、どんなに正しいフォームを教えても体には入っていきません。
トップ選手の方々が子どもたちに笑顔で寄り添って教えてくださる姿には、きっとその安心感があったからこそ、子どもたちも生き生きと走れたのではないかと思います。
【こんな声がけが子どもの自信を育てます】
おうちでも、お子さんが走っている場面でぜひ試してほしい声がけがあります。
・「速くなったね!」ではなく『腕をしっかり振れてたね!』
・「なんで遅いの?」ではなく『どこが難しかった?一緒に考えよう』
・「もっとがんばれ!」ではなく『やってみようとしたこと、かっこよかったよ』
アドラー心理学では、結果をほめるのではなく『過程をほめること』が子どもの自己肯定感を高めると言われています。
「速くなった」という結果は毎回得られるわけではありませんが、「腕を振ろうとした」「あきらめなかった」という過程は、どんな子どもにも必ず存在します。
そこに気づいて言葉にしてあげることが、親にできる最大のサポートです。
【 『できた!』のひとつが、次の挑戦への扉を開く】
走り方教室に参加した子どもたちの中には、きっと「こうやって走ればいいんだ!」と目をキラキラさせた瞬間があったと思います。
その『できた!』という小さな成功体験が、自信の種になります。
一度でも「自分にもできる」と感じた子どもは、次の挑戦をこわがらなくなります。
体育が好きになるかどうかは、速いか遅いかよりも、『楽しかった記憶があるかどうか』で決まることが多いんです。
おうちでも公園でも、お子さんが体を動かしている瞬間に、ぜひ結果ではなくその子の『がんばっている姿』に目を向けてみてください。
「見てたよ」「やろうとしてたね」
その一言が、お子さんの心に灯りをともします。
走ることが得意じゃなくていい。まず、走ることが『好き』になれる環境を、大人が作ってあげましょう。
それが体育家庭教師みらいずの、ピーター先生の変わらない願いです!
小学生向け★単発・走り方かけっこ教室 運動会・50m走編【名古屋】




