お子さんの走るときの腕振り、なんとなく気になっていませんか?

運動会の練習が始まる季節になると、「うちの子、なんだか走り方がぎこちないな」「腕がうまく振れていないみたい」と感じる保護者の方からご相談をいただくことがよくあります。
いざ「もっとちゃんと腕を振って!」と声をかけても、お子さんはどうしたらいいかわからなくて、余計にぎこちなくなってしまう…そんな経験はありませんか?
体育の家庭教師みらいずのレッスンでもよくお伝えしていることですが、これは決してお子さんのせいでも、保護者の方のせいでもありません。
『正しいコツ』を知らないまま「がんばれ」と言われても、体はなかなか動いてくれないものなのです。これまで13年目、3000人以上のお子さんを個別指導してきたなかでも、この「コツを知ること」の重要性をいつも現場で実感しています。
腕振りのカギは「肩甲骨」にあった
ランニングで大切な腕振りは、実は腕だけで動かそうとしてもうまくいきません。ポイントは『肩甲骨を意識して動かすこと』です。
肩甲骨がしっかり動くと、腕が自然に大きく振れるようになり、それが足の動きと連動してスピードアップにつながります。
具体的には、「肘を後ろに引くイメージ」で腕を振ると、自然と肩甲骨が動き始めます。前に出すより、後ろに引くことを意識するだけで、フォームが見違えるほど変わることがあります。
児童心理学から見た「できた!」の大切さ
ここで少し心理学のお話をさせてください。子どもの脳は、『成功体験を積み重ねること』によって、次の挑戦への意欲が育まれます。
アドラー心理学では、人は「自分はできる」という感覚を持てたときに初めて、前向きに行動できると考えられています。逆に、「また失敗した」「うまくできない」という経験が続くと、だんだんと挑戦することを避けるようになってしまいます。
だからこそ、技術を教える前に『心理的な安心感』をつくることがとても重要なのです。お子さんが「やってみよう」と思えるかどうかは、最初の声がけで大きく変わります。
保護者の方にぜひ使ってほしい声がけ例
結果をほめるのではなく、『変化の過程』に気づいて言葉にしてあげることが大切です。
- 「肘を少し後ろに引いてみて。そう、それだけでいいよ!」
- 「さっきより腕の動きが大きくなったね、気づいてた?」
- 「肩甲骨ってここだよ。動かすと腕がすごく楽になるんだって!」
- 「うまくできなくても全然OK。一緒にやってみようか」
「速くなったね」より「前より腕が振れてたね」という声がけが、お子さんの自己肯定感をじわじわと育てていきます。
まとめ:小さな『できた!』が大きな自信になる
走り方ひとつとっても、体の使い方には必ず『コツ』があります。そのコツを知って、「あ、こうやるのか!」と体感できた瞬間のお子さんの顔は、本当に輝いています。
その小さな『できた!』の積み重ねが、運動への自信になり、学校生活全体への前向きな姿勢につながっていくのです。
ぜひ今日から、肩甲骨を意識した腕振りをお子さんと一緒に試してみてください。きっと新しい「できた!」が生まれるはずです。ストアカでの個別レッスンでも直接サポートを行っておりますので、走り方にお悩みの際はお気軽にご相談ください。お子さんの挑戦を、いつでも応援しています!
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